一本の道を

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 早朝、愛犬との散歩が多くなりました。  
元々、外犬として飼っていました。  
ある時、強い風に怯えていたため、家の中に入れました。  
それからは、家の中に入りたくて騒ぐようになってしまいました。  
今は、家の中で飼っています。  
外犬だったため便の仕方を教えていませんでした。
 私が散歩をサボると、堂々?と家の中で便をしてしまいます。
 そのこともあって、毎日の散歩となりました。

 散歩の中で、いろいろな疑問がフッと湧いてきます。
 木や草は、何のため存在しているのだろうか?
 何で、あのようにきれいな花を咲かせることができるのだろうか?
 今は、このような緑色が、何故、秋には枯れ草色になってしまうのだろうか?
 ジッとしていて辛くないのだろうか?

 そんなことを思いながら、散歩から帰ってきました。
 朝風呂を浴び、書斎(3畳の部屋)で、何気なく本を取り出しました。  
坂村真民先生の次のような詩が眼に入ってきました。  
 
『木や草と人間と
  どこがちがうだろうか
  みんな同じなのだ
  いっしょうけんめいに
  生きようとしているのを
  みると
  ときには彼らが   
人間よりも偉いとさえ
  思われる
  かれらはときがくれば
  花を咲かせ
  実をみのらせ   
じぶんを完成させる
  それにくらべて人間は
  何一つしないで
  終わるものもいる
  木に学べ
  草に習えと
  わたしは自分に言いきかせ
  今日も一本の道を歩いて行く』  
(「花が降ってきたら」なぞって味わうしんみんさんの詩集 坂村真民著 DAI-X出版)
 この詩には、“一本の道を”という題がついていました。

(小林 登)