団 結 力

サッカーのワールドカップ南アフリカ大会が注目を集めています。
6月26日、読売新聞の社説は、『世界最高峰の舞台で、ベスト16に駒を進めた。日本代表チームの奮闘に拍手を送りたい。』の書き出しで始まっています。
『デンマークの猛攻を体を張って防ぐ日本の選手たちからは、「ここで敗退するわけには行かない」という気迫が伝わってきた。
岡田武史監督は、「すばらしい選手たちを誇りに思う。・・・まだ世界との差はある、チームはちょうど成長してきたところで、その成長を敗退ということで止めたくなかった。」と語った。』
ワールドカップの前哨戦としての国際試合に負け続け、一時は厳しい批判の中で進退を口に出したこともある岡田武史監督は、「もっと押し上げろ!」声の限り叫び、支持を送っていました。
その姿は、自信に満ちあふれていました。
私が高校生の時(41年前)、同じクラスのサッカー部所属の友人からワールドカップの存在を知らされました。
その友人は「サッカーで本当の世界一を決定するのはワールドカップだ。ワールドカップでの優勝は、オリンピックでの優勝よりもずっと価値がある。」そんなことを熱く語ってくれました。
サッカーは、ボールがあれば直ぐにできるスポーツです。
公式試合ではシューズやユニフォームも必要ですが、通常はボールだけで十分です。
他のスポーツに比べると、安価で楽しむことができます。
そのようなことから、世界中で楽しまれているスポーツになったのだと思います。
日本では、野球の人気が高いですが、世界的にはサッカー人気が断然トップです。
そのため、4年に1度ワールドカップが開かれ、全世界が注目するのです。
日本の選手は、試合前の国歌演奏のとき、全員が肩を組み、心をひとつにしていました。
個人技では、ブラジルやアルゼンチンの選手の方が優れているのかもしれませんが、サッカーはチームプレイです。
選手それぞれが力量を理解し、ベクトルを同じ方向に向けられたとしたならば、イレブンの力が11(1×11人)ではなく、20にも30にもなることができます。
出場選手、控えの選手、監督、コーチの区別なく一致団結していました。
「まだ、我々の終着点はここではない。」岡田武史監督は4強をめざしています。
本田圭祐選手は優勝を公言しています。
決して夢ではないような気がします。
そんな勢いを感じさせてくれます。
(小林 登)














