年 輪

2012年1月30日 月曜日

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 松戸商工会議所の近くに西蓮寺というお寺があります。
 この西蓮寺では、入口に言葉を掲げています。
 そして、一週間とか10日ごとに言葉を書き変えています。
 
 先日、松戸商工会議所に行く時に、掲げられてあった言葉は、次のようなものでした。

 “年をとることはいいことだ 
  とってみなければ
  わからない世界が 
  開かれてゆく”

 若さはすばらしい!
 とかく、若さを称賛することが多い中、年齢を刻むことを称賛していたこの言葉に強く心が惹かれました。

 私は、10代~20代の頃、体力もあり体が軽く感じられました。
 電車に乗り遅れそうであれば、猛ダッシュ
 階段も、飛び降りるぐらいの勢いで走り抜けました。

 ところが、今は、「一電車くらい遅れても大勢には影響がない!」とダッシュや飛び降りはやらなくなりました。
 やらないのではなく、できなくなりました。
 “体力が衰えたな”と実感します。

 でも、人間は、肉体だけで生きているのではありません。
 精神や心もあります。
 精神や心は、気の持ち様で、どうにでもなるような気がします。

 この西蓮寺に掲げられている言葉は、肉体的に衰えたと実感し始めた(実感している)年齢の人には、勇気を与えてくれます。
 その時、その時になってみなければ、わからないことがいっぱいあります。
 そのことを称賛しています。

 “年をとるのは
  いいことだ
  とってみなければわからない世界が
  開かれてゆく”

 老いを悲観することなく
 わからない世界が知れるということを大きな喜びにしていきたいと思います。
(小林 登)

住宅取得資金贈与の非課税措置延長

2012年1月23日 月曜日

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 平成24年度税制改正大綱に盛り込まれました相続税・贈与税の改正は、相続税の基礎控除引下げ等の大きな内容のものは先送りされ、小幅な改正となっています。
 その中で、注目されるのは住宅取得資金贈与の非課税措置の延長・改正です。

 平成23年12月31日までの措置とされていました直系尊属からの住宅取得資金贈与の非課税特例は、今回の税制改正大綱で3年間延長され、住宅設備内容等により次の2つに分けられ、非課税の限度額も異なることになります。
1 省エネルギー性・耐震性を備えた良質な住宅
 特に、省エネルギー性・耐震性を備えた良質な住宅については、平成23年度1000万円とされていた非課税限度額を、平成24年中の贈与で1500万円、平成25年度の贈与で1200万円、平成26年の贈与でも1000万円とされています。
 なお、東日本大震災の被災者に関しては、3年間で1500万円の非課税限度額としています。
2 その他の住宅
 その他の住宅については、平成24年に1000万円、平成25年に700万円、平成26年500万円とされ、東日本大震災の被災者については、3年間1000万円に据え置かれています。
 また、住宅の床面積は、東日本大震災の被災者を除き、240㎡以下に限ることとされています。

 このほか、24年税制改正大綱における相続税関係では、次のような改正が盛り込まれています。
 1 相続税の連帯納付義務
   申告期限から5年を経過した場合には、連帯納付義務は解除されることになります。
 2 山林に係る相続税の納税猶予制度
    認定計画に従って施業を行って北林業経営相続人から一括して山林を相続等し、相続人が施業を継続する場合は、一定の山林について課税価格の80%に対応する相続税の猶予が行われることになります。
 3 国外財産調書制度の創設
    12月31日現在で価額の合計が5000万円を超える国外財産を所有する場合、財産の種類と数量、価額等を記載した「国外財産調書」を翌年3月31日までに税務署長に提出する制度が創設されます。

 上記のとおり、平成24年度税制改正大綱に盛り込まれました相続税・贈与税の改正等内容は、ネジレ国会の状況ではありますが、各党間で合意がされており、今年の3月までには法律となって施行されることになるだろうと思います。
   
昨年、大騒ぎとなりました相続税の基礎控除の引下げ、税率区分の改正などは、社会保障と税の一体改革の中で議論されていくことになりました。  
従いまして、相続税の基礎控除や税率につきましては、平成26年12月31日まで現行のまま推移するものと思われます。

(小林 登)

ロマンの追求

2012年1月16日 月曜日

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 論語につぎのような言葉があります  
『子曰く、   
これを知る者は、これを好む者に如かず、   
これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。』

 1月13日の新聞に~マイナーから挑戦・川崎がマリナーズ入り~という記事が掲載されていました。
 川崎とは、プロ野球ソフト・バンクの川崎宗則選手です。

 「憧れのイチローと一緒にプレーしたい。
  その夢にこだわり、マリナーズへの逆オファーという異例のFA宣言を行った川崎の米挑戦はマイナー契約となった。」(日本経済新聞 2012・1・13朝刊 第13版)

 川崎選手の昨季の年棒は、推定2億4千万円、年齢は30歳、名実ともにソフト・バンクの主役としての立場を獲得していました。  
内野手(ショート・ストップ)として、これから10年は十分に活躍できると思います。
 周りの人の意見は、“このままソフト・バンクに残留した方が得策だ!”というのがほとんどだったようです。
 しかし、彼は、「誰でもない僕の人生だから!」と頑なに自分の意志を貫きました。

 私は、高校野球までの経験はありますが、それ以降は、草野球程度の経験しかありません。
 プロ野球の選手になるような人は、雲の上の存在です。
 そのような人に対し、実力がどのくらいあるとか、メジャー・リーグで通用するとかしないとかの議論は、とてもできません。

 もし、私が川崎選手の父親だったら、若しくは、親しい友人であったら、「自分の夢を追求する」ことを勧めたと思います。
 一度の人生、何事もチャレンジだと思います。
 “行ったことに対する後悔よりも、行わなかったことに対する後悔の方がずっと大きい”ということを何度も、何度も、いろんな本で読みました。

 マイナー・リーグでのデビューということは、メジャー・リーグの契約を他の選手との競争の中で勝ち取っていかなければなりません。
 キャンプ、オープン戦の中で、結果を出していかなければなりません。  
遣り甲斐のあることが沢山あると思います。  
 
メジャー・リーグでの席が用意されていない中で、2億4千万円という年棒を捨てて、マイナー・リーグとの契約をし、メジャー・リーグに昇っていく、まさに男としてのロマンの追求です。  
とても、とても素晴らしいことだと思います。  

 日本人選手がメジャー・リ-グの内野手として、主役の座は獲得していないのが現状だと思います。

 マイナー・リーグからメジャー・リーグの主役へ!
 川崎選手には出来そうな気がします。
 川崎選手を応援したいと思います。
 
親しい関係者は川崎選手を「無邪気なほどに野球が大好き!」と言っています。
 好きな野球を、楽しんでできれば、これに勝ることありません。
 まさに、“楽しむ者に如かず”だと思います。 

(小林 登)